makeDXF Ver.0.92 for GstarCAD/IJCAD


■概要
 起動中の GstarCAD/IJCAD から LISP で図形情報を取得し、DXF ファイルを作成します。
 このままでは CAD によって読めない可能性があるため、
 ODAFileConverter(別途インストールが必要)で AutoCAD 2004 形式の DXF または DWG ファイルに変換、監査しています。
 (作成される DWG ファイルには DWG プレビューイメージが付加されません)
 完璧に変換できるわけではありませんので、充分に注意して使用してください。

 現バージョンでは、XDATA、レイアウト上の図形は無視されます。
 また、マルチテキストは正しく再現されないことがあります。 予め TEXT に分解しておくほうが無難です。

 IJCAD 2025, GstarCAD 2026 Beta での動作を確認しています。
 日常的に使うツールではありませんが、何か特別な事情があるときに使えると思います。
 
■動画
 https://youtu.be/Vm6KBcTSijk

■使用制限
 ・使用できる図形数を 200 以下に制限しています。
  別途 USB ドングル、またはキーコードを使用することで、この制限は無くなります。

■現バージョンで確認している不具合
 ・寸法と図形の連携は無視される

■現バージョンの仕様
 ・作成される DXF/DWG のファイル形式は AutoCAD 2004 形式のみです。
 ・レイアウト(ペーパー空間)上の図形は無視されます。
 ・イメージは無視されます。

■ODAFileConverter のダウンロード先
 ODA DWG-DXF CONVERTER
 https://www.opendesign.com/guestfiles/oda_file_converter
 ※変換が失敗するときは、最新のバージョンに更新してみてください。

■著作権、免責事項
 本ツールの著作権は、作者 f.izawa が所有し、これを主張します。
 本ツールを利用したことによる事故、損害等の一切について作者は、その責任を負いません。
 使用される方の責任においてお使いください。

■使い方
 インストールは不要です。
 適当なフォルダに解凍し makeDXF.exe をダブルクリックすると、起動します。
 対応 CAD は GstrCAD/IJCAD STD版以上です。
 (動作確認は IJCAD 2024, 2015 STD, GstarCAD 2025, GstrCAD 2026 Beta で行っています)

 LT版では、LISP のロードができないため、使用できません。
 コマンドラインに文字列が流れて良いのであれば、対応可能です。

 ODAFileConverter が必須なので、インストールしてください。

 [...]ボタンをクリックして、インストールした ODAFileConverter.exe を登録してください。

 GstarCAD/IJCAD を起動して変換対象のファイルを開きます。
 [makeDXF] ボタンをクリックし、ファイル名を入力します。
 CAD で編集中のファイルと同じファイル名は使えませんので、変更してください。

 LISP がロードされ、makeDXF コマンドが実行されます。
 Ver.0.92 より、対象図形の選択が可能になりました。
 [すべて(A)/選択した図形(E)] < すべて > :
 で E を入力したときは 対象の図形を選択後、挿入基点を指示します。
 後で、変換したファイルをブロックとして扱いやすくなります。
 A を入力、または[Enter]だけを押したときは、すべての図形が対象になります。

 DXF ファイルが作成されると、ODAFileConverter が起動し DWG または DXF に変換されます。
 
 正常に変換されると、GstarCAD/IJCAD 上に図面が追加されます。(Ver.0.92より)

 変換に失敗した場合は、出力先のフォルダに保存ファイル名+ .err 名の
 エラーログファイルが作成され、本ツールのログ欄にその内容が追加されます。
 次回成功した場合、エラーログファイルは削除されます。

 ODAFileConverter の変換が成功しても GstarCAD/IJCAD で読めない場合があります。
 DXF 形式で保存しているときは、DWG ファイルで保存してみて下さい。
 GstarCAD/IJCAD の修復(RECOVER)で読めることがあります。
 
 GstarCAD/IJCAD で読めないファイルも 他の CAD だと読めたりします。

■ファイル構成
 [api32] 32bit 用 ライブラリ
 [api64] 64bit 用 ライブラリ(必須)
 [input] DXF ファイル出力用フォルダ(自動作成)
 makeDXF.exe プログラム本体(必須)
 makeDXF.lsp LISP プログラム(必須)
 makeDXF.txt 本ドキュメント
 makeDXF.ini 設定保存用ファイル(自動作成)

■ご注意
 [input] フォルダ内の DXF ファイルは完全とは言いきれない DXF ファイルです。
 ODAFileConverter.exe で変換後の DXF ファイルを使用して下さい。

 ※変換に失敗したときは最後の手段として、
  [Input] フォルダ内の DXF ファイルを CAD の新規図面に挿入してみてください。
  CAD によって読める場合があります。CAD が落ちる場合もあるので、充分注意してください。

■著作権、免責事項
 本ツールの著作権は、作者 f.izawa が所有し、これを主張します。
 本ツールを利用したことによる事故、損害等の一切について
 作者は、その責任を負いません。
 使用される方の責任においてお使いください。

■ダウンロード
 http://www.izawa-web.com/zip/makeDXF092.zip

■問い合わせ
 要望、評価、USB ドングルについては、お気軽にメールにて問い合わせて下さい。
 ある程度の問い合わせを頂いた場合、USB ドングルの提供、キーコードの公開を検討します。
 メール件名:makeDXF 問い合わせ
 メールアドレス: f.izawa@dream.com

 カンパとしてアマゾンギフトカードをお送りしていただくと、デバッグ用キーコードを送付させて頂きます。
 こちらの事情によりキーコードを送付できない場合もありますので、生存確認のため、お手数ですが必ず事前にメールして下さい。
 アマゾンギフトは¥15 から可能です。負担にならない程度の金額でお願いします。
 アマゾンギフトカード (受取人 = f.izawa@dream.com )

■作者連絡先
 e-mail: f.izawa@dream.com
 URL: http://www.izawa-web.com/