AcadUso3D.exe Ver. 2016.10.8 for AutoCAD / LT 2014~2017
2016.10.8 投影図作成を追加しました。
■概要
X-Y 平面に描かれた立面図、平面図から仮想の 3D 図形を作成し、表示された二点透視図、三点透視図、投影図(Ver.2016.10.8)を CAD へ挿入します。
取得対象は、LINE、LWPOLYLINE、ARC、CIRCLE のみで、円、円弧は微小線分に変換されます。
建物の大きさは、表示尺度 200 で 10m×10m×10m を基準にしています。
それより大きい場合、カメラ位置を遠くにする場合は、表示尺度を大きくするか、取得する図形を縮小しておいて下さい。
陰線処理には対応していません。CAD へ挿入後、分解し、手動で消去して下さい。
■使い方
・準備
CAD上に、立面図と、必要であれば平面図を用意します。
下↓の図面では、10m×10mの正方形です。
・取得
[ 右立面 ] ボタンをクリックし、CAD上で上図↑の [ R ] を選択し、[Enter] キーを押します。
左下原点(赤いマーク)を指示します。
オフセット入力のダイアログが表示されるので、0 を入力し、[OK] ボタンをクリックします。
※オフセットの距離は、カメラ側がマイナスになります。
同様に [ 左立面 ]、[ 平面 ] を取得します。平面の時は、平面の高さを入力します。
追加取得できるので、数回に分けて取得して下さい。
・表示調整
フォーム右の2つのイメージで、マウスをドラッグするとカメラ位置が変わります。
上が、カメラ位置の座標 X,、Y で常にマイナス。下が Z です。
イメージ上でホイールマウスを使うと、パン角度、スイング角度が変化します。
※二点透視図の場合、スイング角度は、0 にします。
一時的に平面図を非表示にする時は、[□表示] のチェックを外して下さい。
[ 消 ] を押すと、取得したデータが消えます。
・CAD に挿入
[ CADへ挿入 ] ボタンをクリックし、CAD 上で挿入位置を指示します。
ブロックとして挿入されます。
・室内を取得するには
指示図形と原点指示を変えると、室内にも使えます。↓
指示図形と原点指示は、下図↓を参考にして下さい。
・3D図形をそのまま取得するには
[ 平面/3D ] ボタンを使うと取得できます。ただし、取得できる図形に制限があります。
■参考文献・サイト
・CAD・CGのための基礎数学 島田 静雄著
インターネット時代の数学シリーズ 7、共立出版、2000年の電子化版
http://kondolab.org/archive/2010/research/cadcgtext/CadCgMathematics.html
■改訂履歴
・2016.10.8
投影図作成を追加
・2016.8.6
初版作成
■開発環境
Delphi XE5 Professional / Windows 8.1
■作者連絡先
作者 : f .izawa
e-mail : f.izawa@dream.com
URL : http://www.izawa-web.com/
■免責事項・著作権等
本アプリケーションを使用したことによる事故、損害等の一切について、作者はその責を負いません。
本アプリケーションの著作権は、f.izawa が所有し、これを主張します。
■ダウンロード
ダウンロード(EXE本体のみ)
※インストーラは作成していません。解凍したEXEをダブルクリックで起動して下さい。
※レジストリは使用していません。