４つの機能があります。
・IME 自動オフ (IME Off)
・マウス移動による [Enter] 発行 (MouseM)
※ダイナミック入力オフで使ってください。
・１文字入力で一時オブジェクトスナップを発行 (1OSnap)
※ダイナミック入力オフで使ってください。
・座標入力時、[Ctrl] キーでスナップモード反転、[Shif]キーで直交モード反転 (CtrlShift)
■IME オフ
コマンドラインの文字列が "コマンド: " だけの時、IME をオフにします。
※不要の場合は、「IME Off : ON」のチェックを外してください。
■マウス移動で [Enter] 発行
・コマンド入力中：
マウス右上方向で [Enter] キーを発行します。
例えば、コマンドラインに "z" を入力しマウスを右上に移動すると、ZOOM コマンドが実行されます。
自動入力候補（コートコンプリート）を使うため、マウス右上以外は無効としています。
文字数の制限はありません。
※不要の場合は、「MouseM : ON」のチェックを外してください。
・コマンドオプション入力中：
"["、"]" の文字列がある、または "点"、"ポイント"、"コーナ"、"中心"の文字列があり、"@"、数字入力でない時のみ、
マウス方向制限なしで [Enter] キーを発行します。
また、下記の文字（大／小文字区別なし）の場合は、一時Ｏスナップに書き換え、{Enter]を発行します。
M, MI, MD, MM : mid (中点)
C, CE, CN, CC : cen (中心)
Q, QU, QA, QQ : qua (四半円点)
I, IT, II : int (交点)
E, EN, ED, EE : end（端点)
T, TA, TN, TT : tan (接線)
N, NE, NA : nea (近接点)
P, PE, PR, PP : per (垂線)
S, IN, IS : ins (挿入基点)
O, D, ND : nod (点)
Z, NN, NO : non (解除)
V, M2, MT, MP, MMM : m2p (２点間中点)
EX, ET : ext (延長)
F, FR, FM : from (基点設定)
A, AP : app (仮想交点)
PA : par (平行)
X, XX : [ESC]キー
G, GC :gce (図心) (1.24bより)
※コマンドオプションが優先されます。
■１文字入力で、一時オブジェクトスナップ発行
上記、一時Ｏスナップの１文字を入力すると、即座に対応するモードにを発行します。
※不要の場合は、「1OSnap : ON」のチェックを外してください。
■[Ctrl]キーでスナップモード反転、[Shift]キーで直交モード反転
座標入力中に [Ctrl]キーを押すと、スナップモードが反転、[Shift]キーで直交モードが反転します。
※不要の場合は、「CtrlShift: ON」のチェックを外してください。
■起動と終了
起動すると、スクリーンの右下にフォームが表示されます。
AutoCAD Support フォルダの acad.lsp をメモ帳などで開いて、下記一行を追加すると、自動で起動されます。
(startapp "C:\\xxxx\\yyyy\\OneKey_2023.exe")
フォルダ（パス）の区切りは、\\ です。
※ acad.lsp が無い時は新規に作成してください。
AutoCAD が終了すると、追従して終了します。
■マウス移動量の変更
OneKey_2023.exe が起動していない時に、OneKey_2023.exe と同じフォルダの OneKey_2023.ini をメモ帳などで編集してください。
MouseMove=40 ←この数値を変更
■著作権、免責事項等
・本ツールの著作権は、作者 f.izawa が所有し、これを主張します。
・本ツールを使用したことによる事故、損害等の一切について作者はその責を負いません。
■開発環境
・Delphi 10.4 Professional
・AutoCAD 2023 (体験版)
・Windows 10 64bit
■作者連絡先
e-mail: f.izawa@dream.com
URL: http://www.izawa-web.com/
■ダウンロード
OneKey_2023G.zip (2023. 2.14)
■履歴
2023. 1.31 Ctrl キーでスナップモードの反転を追加
2023. 1.31.1 コマンドオプションが優先されないのを手直し。 "Z" で "non" 発行を追加。
2023. 2. 1 １文字で コマンドオプションが優先されないのを手直し。
Shift キーで直交モードの反転を追加。
2023. 2. 2 コマンド送信時、AutoCAD をアクティブにするを追加。
コードの整理。
2023. 2. 8 マウス移動による一時Ｏスナップの発行に、コマンドラインの文字列のチェックを追加。
2023. 2.14 コマンドオプションが優先されないのを手直し。