ページを更新する

FX5U - SDC15 MODBUS RTU 通信 (2016/08/04)

■FX5U で、アズビルの温調計 SDC15 と通信してみました。

ナビゲーションウィンドウで、[パラメータ] - [FX5UCPU] - [ユニットパラメータ] - [485シリアルポート] をダブルクリックします。
プロトコル形式を 「MODBUS_RTU通信」 にします。

詳細設定の「パリティ」、「ストップビット」、「ボーレート」を、SDC の通信設定に合わせます。


その他の項目は、デフォルトのままです。[ 適用 ] をクリックします。


通信プログラムを作成します。
　読み出し：ADPRW(TRUE, H01, H03, H3814 , K3, D300, M300);
　　SDC の保持レジスタ 3 点 (H3814, H3815, H3816） から、PV, SP, MV 値を読み出し（コマンド=H03）、D300, D301, D302 に格納します。
　書き込み：ADPRW(TRUE, H01, H10, H238E, K1, D301, M300);
　　SDC の保持レジスタ 1 点 (H238E）へ、 D301 に格納された SP 値を書き込み（コマンド=H10）します。
　※M311～M315 はタッチパネルからの書き込み信号 (500ms) 。



■SDC15 の設定
　C64：通信種類 = 2 ： MODBUS_TRU形式
　C65：機器アドレス = 1
　C66：伝送速度 = 2 ： 19200bps
　C67：データ形式（データ長） = 1 ： 8ビット（デフォルト）
　C68：データ形式（パリティ） = 0 ： 偶数パリティ（デフォルト）
　C69：データ形式（ストップビット） = 0 ： 1ビット（デフォルト）
　C70：通信最小応答時間 = 3ms（
　C80：LEDモニタ = 1 ： RS-485通信送信時点滅 or 2 ： RS-485通信受信時点滅
※SDCを接続する場合、通信経路の両端の終端抵抗は不要