92x92 角穴カット 2019/06/05

92 角の穴あけ用パンチの購入を検討していたのですが、高価(実売15万円前後)なうえ、
手持ちのフリーパンチでは使えない(板厚1.6mmでも無理っぽい)ようなので、
45 角 x 4 個でやってみました。

日東工業の屋外用ボックス (t1.6mm) に換気フード用の 92 角穴を 45 角パンチであけています。
計算どおり、92 - 45 x 2 = 2 で、2mmずつ十字型に残っています。
ニッパーで簡単に切れますが、ガイドを付けたままジグソーでカットしています。

4隅がずれないように鉄板で 92 角のガイドを作っています。
ミスミの RNKT(無塗装パネル平型 高耐食溶融めっき鋼板)、WEB 設計ボックスで 710 円でした。
下絵は CAD 図面を 「きれいにはがれるシール」 に原寸で出力し、張り付けています。

同じように 45 x 92 角は、45 角 x 2 個できれいにあきます。こちらもミスミでガイド板を作成しています。

45 角穴パンチは亀倉精機 HP-45KA を使っています。
他社は受け側が大きな円形ですが、亀倉は最小限の四角形でセンターマーク対になっています。
表からパンチを使う場合でも位置合わせがしやすいです。(それ用のガイドを作るといいですね。)
小型ですが、板厚 3.2mm でも使用できました。(メーカー資料では、t2.3 まで)
他社(泉精機製作所、西田製作所)製はどうか分かりませんが、板厚厚い場合周囲の塗装が 2mm ほどはがれます。
96 角の調節計の取付の場合は、要注意です。ベース側を盤面にする(反対あけにする)と防げるのではないかと思います。
1.6mm 厚の時は、まれにはがれる程度で、はがれても 1mm 程度です。